たまーにiphoneのカメラで撮影した写真もたまに左上にHDRって書いてあったりしますよね。
このHDRという表記は「HDR合成しましたよー」ということなのですが、そもそもHDRの言葉の意味や、HDR合成とは何なのか…その辺りを紹介します。
そして、HDR合成のやり方はフリーソフトやPhotoshopを使用したりなど、たくさんの方法がありますが、Lightroomならワンタッチで簡単にできちゃうので、ここではそれを紹介します!
HDRってナニ?HDR合成とは?
HDRとはHigh Dynamic Range(ハイダイナミックレンジ)の頭文字を取った言葉です。
ダイナミックレンジとはイメージセンサーが記録できる明るさの幅のことで、これがHigh、つまりはより広い幅の明るさに対応した画像ということになります。
通常の撮影では白飛びや黒つぶれが無い様に露出を設定します。
しかし、逆光などの明暗差が大きいところでは被写体に露出を合わせると空が白飛びしたり、空に露出を合わせると被写体は黒つぶれしてしまうことがあります。
そんな時にHDR機能や、HDR合成を利用すると、そのいずれもが鮮やかに記録できるということです!
ちなみに、同じく家電製品のテレビなどに最近多いHDRという表記も同じで、暗い部分、明るい部分の両方が白飛び、黒つぶれすることなく記録して、上映ができるということです。
HDR合成をするための撮影の仕方
逆光などの明暗差が大きい場合、撮影の時点で「あとでHDR合成をしよう!」と決めておいて様々な露出で撮影しておくと良いです!
ちなみに、風景の撮り方のコツは以下を参考にしてください。
その場でカメラを動かさずに、暗い部分に露出を合わせた写真、中間の露出の写真、明るい部分に露出を合わせた写真を撮影して1つの写真として合成します。
できれば、カメラが動かないように三脚を使用すると合成した時のズレがなく、綺麗です。
LightroomでワンタッチHDR合成
Lightroomでは簡単にHDR合成ができてしまいます。
まずは現像前の露出の違う3つの写真をShiftキーやCtrlキーを押して画像を全て選択します。
そこで、Ctrl+Hを押すだけでHDR合成のダイヤログウィンドウが起動します。
自動整列で微妙なずれなどをオートで修正してもらうようにチェックをつけて、結合を選ぶだけです。
あとは仕上がった画像を通常のRAW現像で青空を引き立たせるなどすれば完成です!
どうでしょうか?
空の色味も、被写体の恐竜の色味も、その土台の岩場もしっかりと見える写真に仕上がりました!
ちなみに、この写真では光芒も入れてみました!逆光と光芒は相性が良いですね!
まとめ
HDR合成という言葉の意味と、何故それが必要なのかっといった理由、そしてLightroomでカンタンにHDR合成をする方法を紹介しました。
通常の撮影では白飛びや黒つぶれが発生してしまう場合に、それぞれがしっかりと見える露出で撮影して、それらを1枚に合成することで白飛びや黒つぶれを排除する合成方法がHDR合成です。
そして、Lightroomならワンタッチでこの合成ができてしまいます!
それでは、他のページも見ていただいて、一緒に写真のある生活を楽しみましょう♪
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