以前紹介したサーキットでの撮影の仕方に加えて、RAW現像をすると、より格好良く走行中の車両の画像が仕上がります。
サーキットでの撮影方法の記事はこちら。
RAW現像の方法におそらく正解はないとおもいますが、今回お伝えするのは数ある方法の中の1つだと思って参考にしてください。
レンズ補正
まずは、レンズごとの特性を自動的に修正してくれるレンズプロファイル補正をお守り代わりに実行します。
※仕上がりイメージを持って現像ソフトを触るようになれば、そのイメージ次第では必ずしも必要な工程ではないです。
色温度・コントラスト補正
サーキットではトワイライトの撮影や、夜間の撮影もあり得ますが、日中の晴れ・雨・曇り等のコンディションが最も多いのではないでしょうか?
そうなると、晴れていれば5,500kの太陽光の設定、雨や曇りなら少し赤みを足す日陰や曇りの設定で撮影し、適正な色温度にすると思います。
色温度について、詳しくはこちら。
しかし!サーキットではアスファルトを際立たせて、アスファルトも車両も無機質なものなので、クールに仕上げたいと思いますので、やや色温度を青側に振ります。
さらに、パキッと仕上げるためにコントラストを白い部分が飛ばないように高めます。
明瞭度アップとかすみの除去・彩度ダウン
明瞭度を上げて、かすみを除去し、彩度を落とすことで、マシンの無機質な感じを強調します。
トーンカーブ操作
トーンカーブは中間を下げて、全体的に重厚感を出すことで引き締まった印象にします。
ディテール補正
ディテール補正を行うときは画像を拡大をして、必要以上に補正を掛けないように注意しながら行います。
少しシャープをかけ、ノイズ補正を行います。
ノイズ補正の中でも、カラーノイズ(偽色)はパッと見で無いようなので、輝度ノイズを補正します。
周辺減光
周辺減光を利用することで写真に更なる重厚感を出しつつ、視線を中心に集めることができるので周辺減光を適用します。
まとめ
以上で補正は終了で、書き出しを行います。
ポイントは以下の5点です。
1:「マシン」という無機質を強調すること
2:トーンカーブや周辺減光で重厚感を出すこと。 3:周辺減光は視線を中心に集める効果もある。 4:ノイズ除去は掛けすぎずに、拡大しながら徐々に掛けること |
DPPでもある程度同様の補正はできますが、Lightroomの方が動きがスムーズかつ、優秀な機能が多いと思うので、お勧めです。
それでは、他のページも見ていただいて、一緒に写真のある生活を楽しみましょう♪
少しでも疑問が解消できたり、参考になったという方はシェアボタンを宜しくお願いします!!m(_ _)m
コメント