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結露させない方法!寒い所から暖かい所に持ち込んでも結露させない!

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前回は寒くなると何故結露するのかという、結露発生のメカニズムを中学理科の知識で紹介しました。

寒くなってくると起こる結露発生のメカニズム
冬になるとやっかいな結露。カメラをやる人はレンズやファインダーが曇って困ったという経験があるのではないでしょうか?カメラをやらない人もメガネが曇ったり、カビの原因になる部屋の結露に困っていたりするかもしれません。結露が発生する原因を中学理科の知識で説明します。

今回は、どうすればカメラの結露を防ぐことができるのかを紹介します。

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結露防止グラスは何故くもらないのか

同じグラスなのに、どうして普通のグラスは結露するのに、結露防止グラスは結露しないのでしょうか?

それはグラスが二重になっているからです!!(←みんな知ってます!笑)

では、なぜ二重だと結露しないのでしょうか?

それは、間の空気の層が断熱効果を生んだり、より高度な断熱性能を持つものは真空にしてあることで、熱伝導をほとんどゼロにしているため、グラスの外側が冷やされないので、空気中の水分が結露することもないという仕組みです!

逆に言うと、二重グラスの内側の空気が水分をたっぷり含んでいると、内側で結露が発生するという謎の状況が発生する理論です…。なので、この空気も飽和水蒸気量が少ない空気である必要があります。

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結露によるくもりを防ぐ方法

さて、飽和水蒸気量が多い暖かい部屋に冷えたカメラを持ち込むからカメラの周りの空気が冷やされて結露が発生するということは、カメラの周りの水蒸気量を変えずに、徐々に温めると結露は発生しないということになります!

つまり二重グラスの内側の環境を作って、徐々に温めると屋内で結露が発生しないということになります!

冷たい外気と共に冷えたカメラをドライボックスに収納します。

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ドライボックスとは、除湿庫の様に電動で湿度を管理するわけではないですが、蓋に除湿剤が付いており、外との空気の出入りを遮断するので、外気と共にカメラを保管しても、空気中の水蒸気量が増加することはありません。

この状態で屋内に持ち込み、ボックス内の湿度は上げずに、ボックス内の温度とカメラ自体の温度を上げることで、カメラの結露を防ぐことはできます。

もちろん、ドライボックスの外側はボックスの冷たさと屋内の温度差(≒飽和水蒸気量の差)で結露は発生しますが、内側は飽和水蒸気量が上がるだけで、湿度は上がらないので、結露はしないという計算です。

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まとめ

外気を遮断して屋内の温度までカメラの温度を上げることで、寒い冬でも屋内でカメラやファインダー、レンズにくもりが発生することを防げます。

そしてこの状態であれば急速に温度を上げても結露が発生することはないですが、あくまでもボックス内の温度を高め、カメラの温度を高めるという、間接的な方法になるので、必ず多少の時間は必要になるので、その点は承知しておいてください。

それでは、他のページも見ていただいて、一緒に写真のある生活を楽しみましょう♪

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