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滝のRAW現像の仕方!COOLに滝を魅せる方法!

滝の元画像

現像前

滝の完成画像

現像後

前回、滝の撮影の仕方を紹介しました。

滝の撮り方!絹のように滑らかに?迫力ある水しぶきを撮る?
滝の写真で定番なのはスローシャッターを用いて水を絹のように滑らかに撮影することが定番です。そのような写真の撮り方や必要な道具の紹介をします。また、逆に高速シャッターを用いて水滴を写し込むことも人間の目では捉えられない神秘的で迫力ある写真になりますので、紹介します。

今回は、撮影した滝の画像をよりカッコよくCOOLに仕上げるRAW現像の仕方を紹介します。

RAW現像の方法におそらく正解はないとおもいますが、今回お伝えするのは数ある方法の中の1つだと思って参考にしてください。

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 レンズ補正

1滝の現像(プロファイル補正)

まずは、レンズごとの特性を自動的に修正してくれるレンズプロファイル補正をお守り代わりに実行します。

※仕上がりイメージを持って現像ソフトを触るようになれば、そのイメージ次第では必ずしも必要な工程ではないです。

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 色温度調整

2滝の現像(色温度補正)

滝のクールさ、岩などの無機質さを強調するために、色温度を青色側に寄せます。

滝の現像はこれだけで全然印象が変わり、これだけでも現像完了で良いくらいです!笑

それだけ、滝の現像ではこの色温度の調整が重要です!

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 諧調補正

3滝の現像(明るさ補正)

まずはヒストグラムを見ながら、露光量を補正します。

ちなみに、ヒストグラムの見方はこちらを参考にしてください。

ヒストグラムの見方と操作の仕方
ヒストグラムは現像ソフトの上部に表示されます。RAW現像にとってとても大事な項目である為です。この記事ではヒストグラムの見方と操作の仕方を紹介します。白とびのヒストグラム、黒とびのヒストグラム、高コントラストのヒストグラムを紹介します。また、ライトルームで操作する場合は白レベル、黒レベル、ハイライト、シャドウなどの操作の仕方も紹介します。

岩の黒さ、水の白さをいずれも際立たせるために、コントラストを上げます。

水の部分が白く写り、明るくなりすぎるのを防ぐために、ハイライトを調整し、コントラストを上げたことによって暗い部分が暗くなりすぎるのを防ぐために、シャドウを少し持ち上げます。

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 外観補正

4滝の現像(テクスチャ、明瞭度)

水の滑らかさや、岩の立体感を強調したかったので、テクスチャ、明瞭度共に上げました。

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 写り込んだ葉っぱの色味の補正

5滝の現像(葉っぱの色味)

葉っぱの色味は意外とグリーンではなく、イエローです。

そのため、イエローの色相をグリーン側に振って、葉の色をしっかりとグリーンにします。

色相について、詳しくは以下のページを参考にしてください。

彩度だけじゃない。色彩補正の項目って?
初めて色彩補正をする際にHSLと書いてあり、何が何なのか分からないということがあり、立ち止まってしまうことがあるのではないでしょうか?Hは色相、Sは彩度、Lは明度です。彩度と明度はなんとなく分かっても、色相は色彩検定など受けた人意外は聞き馴染みのない言葉だと思います。操作するとどうなるのか、色相を中心に、彩度と明度も説明します。

また、グリーンの色相も少しブルー側に振って、青々とした感じを出したいのと、イエローの色相を緑に寄せたところとの違いを明確にしてのっぺりした印象にならないようにします。

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 まとめ

以上で補正は終了で、書き出しを行います。

滝の完成画像

ポイントは以下の3点です。

1:色温度を不自然ではない程度に青側に振る。

2:コントラストを強めつつも白飛び・黒つぶれが無い様に調整する。

3:写り込んだ緑を鮮やかにするために色調補正をする。

無料ソフトよりもLightroomの方が動きがスムーズでなおかつ、かすみの除去などの優秀な機能が多いので、お勧めです。

それでは、他のページも見ていただいて、一緒に写真のある生活を楽しみましょう♪

少しでも疑問が解消できたり、参考になったという方はシェアボタンを宜しくお願いします!!m(_ _)m

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RAW現像とレタッチ
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