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富士スピードウェイおすすめ観戦スポット&撮影スポット!

静岡県には三重県の鈴鹿サーキットと並んで日本を代表するサーキットの一つ、富士スピードウェイがあります。

このサーキットの特徴は第一に、ホームストレートの長さです。国内最長で、国際的にも有数の約1.5kmの距離があるので、最もスピードの出るサーキットであると同時に、その直後の1コーナーはヘアピンコーナーになっているため、超高速からのブレーキング対決がみられるサーキットです。

ほかにも、F1を開催することができるサーキットであるグレード1がFIAの審査で認定されていたり、世界選手権規格である世界耐久選手権(WEC)や、アジア圏の国際レースが開催されるほか、全日本選手権であるスーパーフォーミュラや、スーパーGT等は未来のF1ドライバーや、ワールドチャンピオンを含めた以前F1で走っていたドライバーが多く出場するレースも開催されているサーキットです。

ただし、撮影される方にとっては逆に言うとグレード1の安全性の高いコースであるが故に、エスケープゾーンが広いため、その分望遠のカメラが必要になります。

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 全体概要

富士スピードウェイレイアウト図(Wikipediaより)

※画像はウィキペディアより。コーナー名(特に14~15)はネーミングライツにより頻繁に変更されます。画像は2009年までのコーナー名で、本文中では2019年8月現在のコーナー名で紹介します。

富士スピードウェイはホームストレートである1.5kmのロングストレートから一気に減速をするため、インへの飛込や、そのままオーバーランしてしまうなど、多くの見どころとバトルが繰り広げられる1コーナー(TGRコーナー)。

その後、2コーナーを加速しながら3コーナー(コカ・コーラコーナー)に入るのですが、1コーナーのバトルがサイドバイサイドのまま流れ込んできて、ここで決着がつくことが多いです。

4コーナーから5コーナーがトヨペット100Rコーナーになっており、ドライバーにとっては次の勝負ポイントである6コーナーとその出口となる7コーナー(ADVANコーナー)に向かってGに耐えながら体制を作るコーナーです。

ADVANコーナーというヘアピンを抜けると、8コーナー・9コーナーは300Rという高速ポイントで、その直後のダンロップコーナーという名称のシケイン(10~12コーナー)へのアプローチです。

ダンロップコーナーはコース内で最も標高が低く、ここから上りになる上に、シケインなので減速をした後の立ち上がりが重要になるコーナーです。

上り始めて13コーナー、GRスープラコーナー(Netzコーナー⇒プリウスコーナー⇒レクサスコーナー⇒GR Supraコーナーと名称が変わってきたコーナーで、14~15コーナー)上りながらのテクニカルなコーナーが続き、ホームストレートの最高速度に影響する最終16コーナー(Panasonicコーナー)へと続くコースです。

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 観戦にお勧めのスポット個人的ランキング

5位

ADVANコーナー

レストランORIZURU、グランドスタンドへの地下通路、パドックのすぐそばということで、イベント、グルメ、レース等サーキットでの全てを楽しむための便が良い場所です。

しかも、本命のレースについてはブレーキングバトルが繰り広げられる上に、100Rの立ち上がりから300Rの途中までと長い間レース車両を見ることができます。

フェンスの上から2

4位

コカ・コーラコーナー

富士スピードウェイでは、1コーナーのブレーキングバトルがもつれて、2コーナーでサイドバイサイドになった車両がイン側とアウト側が入れ替わるこの3コーナーであるコカ・コーラコーナーで決着することが頻繁にあります。

そのため、目の前で順位が入れ替わり、盛り上がるのは間違いなしです。

ちなみに、ここからは1コーナーの立ち上がりから4コーナーの進入までがみられます。

コカ・コーラコーナー

3位

ピットビル

ピットビルでは雨がしのげ、尚且つホームストレートを最高速を出しながら通過する車両を見られ、迫力満点ですし、ピットビルの最終コーナー側からは立ち上がってくる車両、1コーナー側では1コーナーでのバトルもグランドスタンドより見やすいです。

さらに、スピーカーがしっかりついているので、レースの状況がぼんやりではなく、はっきり聞こえるので、状況が把握しやすく、レース自体を楽しむことができます。

しかも、グランドスタンドとは異なり、ピットビルのパドック側からはホームストレート以外の観戦も可能なので、その点もおすすめですし、ピット作業が真上から見られます。

ただし、ここはパドックパスが必要なのと、雨が降れば多くの人でごった返すことが難点です…。

2位

1コーナー(TGRコーナー)

全てのサーキットで、最もブレーキングバトルが繰り広げられやすい箇所です。

中でも、この富士スピードウェイでは日本最長のホームストレートからのブレーキングなので、バトルが発生しやすいうえに、飛び込みすぎてのオーバーラン等、多くの見どころが発生しやすいです。

1位

グランドスタンド

なんといっても、グランドスタンドが観戦には向いています。

車両が目の前のホームストレートを猛スピードで通過していきます。雨なら、ウォータースクリーンができ、大迫力です。

ピット作業も真正面から見えるため、応援するチームのピット作業を手に汗握りながら眺めることができます。

そして、ピットビル同様、スピーカーがあちこちについているので、しっかりと実況を聞き取れ、対面のピットビルに大型モニターが3台ついているので、レースの状況を明確に把握することができます。

また、スタンド内のモニターではレースの中継以外にもタイムなどのデータも表示されているので、レースの状況を把握しながらの観戦には最適です。

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 撮影にお勧めのスポット個人的ランキング

サーキットでの撮影方法及び、現像の仕方は以下のリンクを参考にしてください。

サーキットではどうやって撮るの?撮影のポイントを紹介
サーキットでの撮影は色々な撮影ができるので、楽しく、仕上がりも格好良いです。しかし、サーキットに行ったことがない人や、サーキットに行ったことはあるけど、撮影をしたことがないという方は多いのではないでしょうか?今回はそんな方でもサーキットでの撮影を120%楽しむ方法を紹介します。
より良く仕上げる、サーキットを走るレース車両のRAW現像の仕方【Lightroom版】
サーキットで撮影したフォーミュラカーなどのレーシングカーのRAW現像について紹介します。「マシン」という無機質でクールな性質をより強調しながら、重厚感を出す方法を紹介します。今回の現像ソフトはLightroomで作業をしていきます。

5位

Panasonicコーナー(立ち上がり)

最終コーナーを立ち上がってホームストレートを走り抜けていく車両の後姿を撮影することができます。

ホームストレート後から

撮影できる場所は以下のようになっており、手前のフェンスはボケで消し、奥のフェンスは撮影窓から撮影します。

ホームストレート

ただ、ここからはかなり焦点距離が長いレンズが必要です。

4位

コカ・コーラコーナー

観戦にもお勧めのコカ・コーラコーナーは撮影にもお勧めです。

というのも、コーナーの進入では車両を正面から、撮影できます。

コカ・コーラコーナー進入

さらに、4コーナーに向かう車両は流し撮りをするのにぴったりですので、いずれの撮影も可能です。(もう少しスローシャッターにすれば尚良かったですが…)

コカ・コーラコーナー流し撮り

3位

GR Supraコーナー(立ち上がり)

GRスープラコーナーの立ち上がりを後姿で撮影するのは富士スピードウェイでの撮影の定番です。

スーパーフォーミュラ後ろ姿

このアングルで撮影ができるのは以下の矢印のポイントで、矢印の向きで撮影することで可能になります。

富士スピードウェイ撮影ポイント(Wikipediaより)

このポイントに緊急車両が出入りするフェンスの切れ目がありますので、そこから撮影できます。

2位

ダンロップコーナー(コーナリング中)

ダンロップコーナーは富士スピードウェイで最も人気の撮影ポイントですので、ポイントは行けばすぐにわかります。

ここはシケインなので、スピードが落ち、撮影が簡単かつ、迫力の写真が撮れるので初心者の方からベテランまで撮影に向いているポイントです。

ダンロップバトル

フェンス越し車両

1位

GR Supraコーナー(コーナリング中)

第3位では立ち上がりの後姿をお勧めしましたが、1位はコーナリング中です。

良くレーシングカーは「クリッピングポイントで撮影」なんてことを言います。クリッピングポイントとは、最もインに近付いたところのことを言います。

これは、縁石とともに撮影ができることで、サーキットの臨場感が伝わるからだと思います。

しかし、ここはアウト側の縁石いっぱいによりながら車体は正面を向いてこちらに向かってくる迫力の写真が撮れます。

スーパーフォーミュラチームインパル平川選手(富士GRスープラコーナー)

散々ほかの記事でも使っているこの写真のポイントがまさにそれです。

3位に上げたポイントはこのポイントの90度左側で、この車体がさらに向きを変えていった後姿を撮影した感じです。

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 まとめ

富士スピードウェイでのおすすめ観戦スポットと、おすすめ撮影スポットを紹介しました。

撮影に関してはこの他にもコースアウト側の13コーナー付近の駐車場や、そのもう少しダンロップコーナーよりの歩道橋の上で踏み台を使って撮影をすることでダンロップコーナーの立ち上がりから13コーナーの進入、14コーナーへのアプローチが見られます。

ダンロップ立ち上がり

ダンロップ立ち上がりから300R

他には300Rをコース内側から流し撮りすることもできますし、ホームストレートを通過する車両を撮影することもできます。

初めての方は、色々なポイントがあるので、まずは今回お勧めした撮影スポットに行っていただくと、他の所もコース沿いに歩いていたら「ここもいけるんじゃない?」なんて感覚を掴めるかもしれません!

これらの所では、グランドスタンドやピットビルと違ってスピーカーが聞き取りづらいですし、モニターもありません。撮影とレースを同時に楽しみたいなら、ラジオを忘れずに持っていきましょう!

それでは、他のページも見ていただいて、一緒に写真のある生活を楽しみましょう♪

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