写真を始めると、「良い写真が撮れたな!」と思うと同時に、「でも、これは本当に他の人から見ても良い写真なのかな?」と思うことがあるかと思います。
はたまた、「こんなに良い写真なんだから、売るなんて出来ないのかな?そしたら新しいレンズが買えるのに…。」なんて思うのではないでしょうか?
そこで、今回は誰でも無料で写真の販売が出来るストックフォトというものを紹介します。
ストックフォトで写真が売れるということは評価されている証でもありますし、売上金は微々たる物ですが入ってきますし、本気で取り組んで、それで裕福な生活を送っていらっしゃる方もいるくらいです。
ストックフォトとは?
ストックフォトとは、広告やテレビ番組での使用や、企業のホームページの改善時に使用できる画像をコントリビューター(貢献者)がサイトに予め登録(ストック)しておき、ユーザーが必要に応じて各サイトからダウンロードして、自由に使うことが出来る仕組みのことです。
ユーザーはプロのカメラマンを雇わなくてもイメージに合う写真を短時間で見つけることが出来るというメリットがあります。
たまにテレビ番組で【写真提供:PIXTA】とか書いてありますよね?あれです!
著作権は撮影者やサイトに帰属しますが、1度購入すると自由に使用できる、ロイヤリティフリーのものが多いです。(著作権フリーではないので、二次販売や特定の用途は禁止されます)
ストックフォトサイト比較
それぞれ入会テストがありますが、リジェクトされないような写真を登録すれば、合格できます。
PIXTA(ピクスタ)
・日本のストックフォトの最大手企業なので、日本人画像や、日本の風景が多い。
・ピクスタ独占販売が選択でき、その画像が購入された場合、報酬単価がアップする。
・定額プラン契約者の購入以外に、1点購入が意外と多く、高単価になりやすい。
・アップロードの制限があり、継続的な登録や、リジェクト(登録拒否)されない等の条件(詳細は不明)をクリアしないと制限枚数が少ないままになってしまう。
・審査に時間がかかる。
Shutter Stock(シャッターストック)
・ニューヨークに本社を置き、世界中で画像を販売しているサイト。
・ピクスタとは異なり、日本が中心ではないので、世界中にマーケットを持てる。
・購入時は世界の言語のうち、20の言語に対応しているので、各国で売れやすい。
・登録が英語でなければならない。
・報酬がドル建てなので、payoneerや、paypalを介して報酬を受け取る必要がある。
Adobe Stock(アドビストック)
・同じくAdobeが運営するストックフォトサービスFotoliaもあるが、新規にコントリビューター登録できるのはAdobestockのみ。
・Photoshopの画面から画像がダウンロードできるので、Photoshopを使っている人にダウンロードされやすい。
・アップロードに関してもLightroomなどから投稿でき、手軽である。
・世界中で販売可能だが、日本語でタグ付けが可能である。
・タグはある程度自動で入力してくれるので、登録が簡単。
・報酬は円表記になっているが、Adobeも実際の報酬はドル建てのため、paypalやpayoneerを介して報酬を受け取る必要がある。
Snapmart(スナップマート)
・スマホで撮った写真をアップロードできる。
・プロが作りこんだ写真ではなく、素人ならではの日常を切り取った写真を扱っている。(とは言え、一眼で撮影したものも販売されている)
結局どこで登録したら良いの?
この他にも世界的に有名なゲッティイメージズが運営するistockや、無料DLできるPhotoAC(姉妹サイトにイラストAC)、Photolibraryというサイト等もあります。
私自身は母数を増やしたいと考え、最初は片っ端から登録しました。
しかし、売れやすいサイト、売れにくいサイトがありますので、ほぼ同程度の労力を割いて登録するのが面倒になって現在は前述のPIXTA、ShutterStock、Adobestockの3サイトのみで登録しています。(スナップマートは手軽なので、たまーに…笑)
PIXTA専属で報酬単価を上げるも良し、世界中に大きいマーケットを持つShutter StockやAdobestockと平行して登録をすることで、売れやすくなるので、モチベーションを保っても良いと思います。
定額契約の方からの購入はいずれのサイトも30円程度にしかならないですが、それでも1枚売れると「誰かが自分の写真を認めてくれて使ってくれたんだ!」と嬉しくなるものですよ!
そして、稀に単品購入で数百円の報酬、もっと稀に数千円の報酬が入ってくることもありますが、前述の3サイトではどこでも経験しましたので、それもまた「その報酬以上の額を払ってまでも買いたいと思ってもらえたんだ!もっと登録をがんばろう!」と思いますよ!
まとめ
せっかく撮影した写真を販売することで色々な人に評価をして貰いながら次のアイテムの資金にもなるストックフォトを紹介しました。
日本の企業のため、日本に特化し、報酬単価が契約次第で変化するPIXTA、
世界中が商圏となるため、売り上げが上がりやすいShutter StockやAdobestockを紹介しました。
ストックフォトは販売開始前にも審査があり、それを通過できる写真を撮るということも一つの技術向上であると思いますし、登録・販売は無料なので、是非登録してみることをお勧めします!
どういう写真がリジェクトされてしまうのか、海外サイトなら税金関連の書類を提出する必要もありますし、payoneerとpaypalの比較等、そのあたりは別途記事にします。
ちなみに、ストックフォトを始めるにあたって、書籍が読みたいという方はamazonで以下のような本が販売されているので、是非ご確認ください。
それでは、他のページも見ていただいて、一緒に写真のある生活を楽しみましょう♪
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