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コツを掴めば意外と簡単⁉やることはたった2つ、食べ物の美味しそうな撮り方!

美味しいと評判のお店や、滅多にいくことができない旅先のお店で食事をするとき、カメラで撮影するという人は多いのではないでしょうか?

最近ではインスタ映えする料理も多く、思わず写真に撮りたくなってしまいます!

しかし、その時の写真が目で見た時よりも美味しそうに撮れなくて、どうやって撮れば良いのかわからないというのはよくある事です…。

そこで、今回はどうすれば料理をおいしそうに撮影できるのかを紹介します!

一眼レフやミラーレス一眼はもちろん、スマホやケータイでの撮影にも有効ですよ!

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 どうして不味そうに見えるの?

まずは一番の原因であり、一番改善に効果がある光の当て方を実写を用いて紹介します!

スーパーで買ってきて、自宅で撮影したお総菜コーナーの焼き鳥とパンコーナーの揚げパンで説明をします。

まずは、美味しくなさそうな写真です!

焼き鳥(順光)

揚げパン(順光)

いかがでしょうか?

何の変哲もない焼き鳥と揚げパンをただ撮りましたという感じですよね?

では、こちらは如何でしょうか?

焼き鳥(逆光)

揚げパン(サイド光)

さっきの写真に比べるとかなり美味しそうに見えませんか?

しかも、メニュー写真や、イメージカットにも使えそうなおしゃれな雰囲気が出ていて、思い出に残す写真はこんな感じで撮りたくないですか?

この違いは光の当たり方の違いで、カメラやレンズ、設定等は変更していません。

つまり、光の当たり方が悪いと、それだけでこれだけの差が生まれるのです!

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 光の当て方を図解で比較

料理を撮る際の光の当て方は大きく分けて順光、サイド光(側光)、逆光と、3種類あります。

順光

まずは、正面から光を当てる順光を説明します。

実はこれ、最初に示した美味しくなさそうに見える光の当て方なのです!

焼き鳥(順光)

揚げパン(順光)

スマホのライトを点灯させたり、窓際に座って外の光を背中から受けている時にこのような写真となります。

正面から光が当たっていることで、影等の立体感や、たれやソースの照りが写らなくなってしまいます。そして、光を当てているにもかかわらず、意外と食材そのものの質感も伝わらない…。

これがおいしくなさそうに見える原因なのです!

サイド光

続いて、横から光を当てるサイド光(側光ともいう)を紹介します。

パンや揚げ物、焼き菓子等のカサカサした質感の料理や、そうではない料理でも、パッケージ撮影等に向いている光の当て方です。

焼き鳥(サイド光)

揚げパン(サイド光)

焼き鳥の方は冒頭でおいしそうな写真として紹介した写真程照りが強調されていませんので、先ほど述べたように、パッケージ撮影などに向いています。

揚げパンの方は、冒頭でおいしそうな写真として紹介した写真そのものです。サイド光は最も明暗差が出るので、立体感が強調されて、パンの質感が良く伝わってきます。

(半)逆光

料理の照り等の瑞々しさが最も伝わる撮りかたです。

ジューシーな肉料理、お刺身等の生魚、ラーメンやパスタ等の麺類、餡掛けや炒め物等の中華料理等、ほとんどの料理に使えるライティング方法です!

焼き鳥(逆光)

揚げパン(逆光)

焼き鳥は冒頭の美味しそうな撮り方で紹介した写真です。タレの照りが強調され、美味しそうに見えます。

パンの方は手前に影が伸び、悪くはないけど良くもないといった具合になります。

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 盛り付けや空間の作り方

料理の撮り方1

もりそば

パスタや、蕎麦等の平たく盛り付けてある料理は少し高さを出すように盛り付け直すと、より綺麗な写真になります。

また、料理が画角の上の方に配置されると、浮いているような不自然な写真となってしまうので、上に空間を作ると良いです。

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 その他の技法

以下は別記事に詳細はまとめますので、ここでは少しだけ触れています。

構図

写真を撮る際には構図を意識することで収まりが良く見えたり、被写体を明確にしてオシャレ感を演出してくれます。

スマホのカメラや、コンパクトデジカメでも使える技術で、料理以外にも使えるので、以下の記事を参考にしてください。

アングル

先ほどから紹介している画像のように、カメラを近づけてダイナミックに切り取る写真の他に、料理は俯瞰写真も多く、おしゃれに見えます。

俯瞰テーブルフォト

真上から撮ることを真俯瞰(まふかん)写真というのですが、これは高さのない料理に向いています。

オシャレなプレートランチや、マカロンやクッキーなどの高さのないお菓子の撮影に向いています。

配膳

和食は配膳が決まっており、手前には左側にお茶碗と右側にみそ汁やお吸い物の入ったお椀が配置されます。

この配膳を崩さない方が見た目に不自然さがなくなりますが、同時にいつ写真を撮っても

ご飯が主役みたいになってしまいます…。

和食は主菜を手前に持ってきて、その他の配膳をあまり変えないことで解決します。

シズル感

シズルとは、本来「Sizzle」という英語で、お肉を焼く時の「ジュージューと鳴る」ことなどを指す動詞です。

そこから転じて、美味しそうに見える写真をシズル感のある写真と言います。

最初に述べた光の当たり方もシズル感を出す手法です!

それに加えて、冷たい飲み物はグラスに汗をかかせたり、鉄板の上で湧くソース、背景を黒くして湯気を写す、チーズや卵の黄身のトロトロ具合など、料理の写真は作り込むことができます。

いずれ、別記事にまとめます!

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 まとめ

「料理を撮影して全然美味しそうに見えない、やっぱりカメラより思い出として心に刻む方が良いのかな?」と悩んでいた方は多いと思います。

今回紹介したように、窓から入る光をサイド光や逆光にして、料理が適正な明るさになるように調整することと、料理の上に空間を開けるというたった2つだけでインスタ映えしそうな良い写真が撮れます。

それでは、他のページも見ていただいて、一緒に写真のある生活を楽しみましょう♪

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