カメラと言ったらコンデジも、一眼もデジタルが主流になっています。
デジタルだからこそ合成もできますし、逆に言うとデジタルだからこそ長秒露光はノイズが入るので、上記のような写真は比較明合成の方が綺麗に撮れます。
上記の記事にも長秒露光ノイズについて触れていますので、良ければ確認してみてください。
さらに、単純な長秒露光ではないので、途中で車両が通ったり、明かりを持った人が通った部分は合成から抜くなど、作品の成功確率が高くなります。
今回は、そんな比較明合成とは何かを含め、Lrで現像中に比較明合成をPsで行う方法を紹介します。
比較明合成とは?
比較明合成とは、読んで字のごとくの説明となりますが、「複数の画像を比較して、明るい部分を重ねていく合成」の方法です。
例えば、夜空等の暗闇に浮かぶ星が自転の影響で少しずつずれていきますが、これを連続して複数の写真に収めたのちに、これを比較明合成で重ね合わせると、夜空より明るい星は黒い部分に上書きされ、その結果として星が点ではなく、線になっていくというような合成の仕方を言います。
蛍の写真についても、たくさんの蛍がいる場所だとしても、一斉に飛び立つわけではないので、何枚も同じ場所で撮影してから比較明合成をすることで、たくさんの蛍が飛び交っているような写真が撮れるのです。
やり方
撮影する
三脚で固定して、連続で同じ場所から写真を撮影します。
この時、レリーズがあると便利です。
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レリーズ以外の方法もありますので、こちらを参考にしてみてください。
ちなみに、星の撮り方は以下の記事を参考にしてください。
自分好みにRAW現像して全て同期後、Photoshopへ
撮り終わった写真をパソコンに取り込み、必要な現像処理を施し、全てを同期することで、同じ明るさ、同じ仕上がりの写真を複数用意します。
その後、そのまますべての画像が選択された状態で右クリック⇒他のツールで編集⇒Photoshopでレイヤーとして開くを選択しましょう。
Photoshopを操作して比較明合成する
上記の操作を行うと、Photoshopが立ち上がります。画像内の赤丸でくくった部分を「通常」から「比較(明)」を選ぶことで、比較明合成が実施されます。
不透明度を徐々に変更していくことで、線になっている星をグラデーションにすることもできます。
まとめ
いかがでしょうか?
ほたるや、星が北極星を中心に円になっている日周運動を1つの写真に収めたい時は比較明合成の方が良いですし、LightroomからPhotoshopならすぐに編集できるので、おススメです。
さらに、比較明合成なら途中で不意に明るくなっても、それは合成から除けば良いので、失敗の確立も下がります。
三脚とレリーズはあった方が良いので、是非用意してください。
それでは、他のページも見ていただいて、一緒に写真のある生活を楽しみましょう♪
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