一眼レフやミラーレスを始めて、脱初心者の第一歩として、シャッタースピード、F値、ISO値を操作するようになると思います。
そして、中でもISO値=感度はできるだけ低い方がノイズが少なく、綺麗な写真に仕上がるということもわかってくると思います。
折角一眼を買ったんだから、できるだけきれいな写真が撮りたいですよね!
では、感度はできるだけ低くして普段から撮影した方が良いと思っていませんか?
基本的には考え方は間違っていませんが、必ずしもそうではないことがありますので、紹介します。
動く被写体にSSが追いつかない
この写真は屋内でこちらに向かってボールを投げている子供をISO感度100、絞り開放、SS1/30で撮影した画像です。
いかがでしょうか?
「ブレブレで何を撮っているかわからない…。」
「少し暗い写真だな…。」
と思いませんか?
これが一眼をマニュアルで使い始めた人が一番やってしまいがちな失敗なのです…。
何を撮っているのかわからなくなると、元も子もないですよね…。
それならば同じ明るさなら、ノイズが多少入っても感度400、絞り開放、SS1/120の方が被写体ブレがなく、何を撮っているのかよくわかる上に、ケータイやコンデジで撮影するよりも十分画質が良いです。
さらに、もう少し明るくするために、感度800、絞り開放、SS1/120でも十分綺麗な写真になると思います!
長秒露光ノイズ
もう一つ、低感度にこだわって失敗するパターンがあります。
それは、被写体が動かない風景だからと言って、感度100のまま条件によっては数十秒~何十分も露光することで写りこむ長秒露光ノイズです。
高感度ノイズと同様のざらつきもありますが、偽色と言われるカラーノイズの方が写りやすくなります。
以下がレンズキャップをつけて長秒露光で撮影した写真です。
一見真っ暗な写真ですが、拡大してみるとレンズキャップをつけているのに赤、青、白などの色が点々と写っています。
これがカラーノイズで、風景撮影などしていると、高感度ノイズ以上に画像が見るに堪えないものになってしまいます…。
まとめ
いかがでしょうか?
感度は低い方が画質は良いとは言え、それにこだわりすぎると逆に削除するしかない画像が出来上がったりします…。
削除するしかない写真よりは高感度ノイズが入っている方がよっぽど良いです!
なので、適度に感度を上げることも重要です!
それでは、他のページも見ていただいて、一緒に写真のある生活を楽しみましょう♪
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