F値を変更するとどうなる?

F値を操作すると明るさの調整の他に、ボケ感を調整できます。

ボケ感は”被写界深度”というものが大きく関わり、F値はこの被写界深度を決める1つの要因です。被写界深度について、詳しくはこちらをご確認ください。

被写界深度ってなに?
ピントの合う範囲を被写界深度と言います。その被写界深度が広くなるとどうなるのか、狭くなるとどうなるのか、その範囲に近づくとどうなるのか、遠ざかるとどうなるのかをまとめます。また、ページ内リンクをしている他の記事と併せて読んでいただけると、より深く理解していただけると思います。

また、以下の記事では被写界深度を操作して、大きなボケ味のある写真を作る4つの要素を紹介します。

写真を際立たせる背景ボケを作る方法!ボケの4要素!
一眼らしいボケ味を活かした写真を作るにはこの記事に書いた4つの要素を把握すれば可能となります。「F値」、「焦点距離」、「被写体との距離」、「被写体と背景との距離」の4点を原理はさておき、どうすればより大きなボケを作れるのかを端的にまとめています。

F値を変更することで明るさとボケ感を変化できます。

写真の明るさに関してはこちらの記事を参考にしてください。

脱初心者の第一歩。まずはこの3つ[SS、F値、ISO]を触ってみよう!
一眼レフやミラーレスをオートでの撮影をやめて脱初心者しませんか?まずは、シャッタースピード、F値、ISOを理解して、写真の明るさを調整しましょう。写真は光を記録することなので、この3つが最も基本的で、最も重要で、最も応用が出来る部分です。

今回の記事では、F値を変更することによるボケ感の変化を実際の写真とともに紹介します。

スポンサーリンク

 写真のボケ感とは?

まずはこちらの写真をご覧ください。公園で遊ぶ子供の画像
顔は隠れていますが、被写体である子供にピントが合っており、くっきりと見えるのに対して、背景はぼんやりとしていて、何の加工もしていないのに後ろのお父さんの顔は認識できないですよね?
これが”ボケ”で、”一眼らしい写真”、”オシャレな写真”、”雰囲気のある写真”なんかを作ってくれています。
ちなみに、”ボケ”は英語でも”Bokeh”というらしいですよ!
スポンサーリンク

 F値を操作するとどうなる?

F値を小さくすると絞りが開いて、取り込める光が多くなり、写真が明るくなります。と同時に、被写界深度が狭まり、ボケの効果が大きくなります。

逆にF値を大きくすると、絞りが絞られ、取り込める光の量が多くなり、写真が暗くなります。と同時に、被写界深度が広がり、ボケの効果が小さくなります。
では、実際にF値を変更した写真を見比べてみてください。

どうでしょうか?

どちらの写真もピントは手前の青いキラキラした玩具に合わせています。

その後ろに見える透明のキラキラや、ホイールローダーのミニカーのボケ具合を比べると、F5.6の方はボケてはいますが、F1.8の写真に対して比較的はっきりと見えませんか?

これが、F値を変更することによるボケ感の調整効果です。

ボケた方がオシャレな写真になりますが、絞りは開放よりも少し絞った方が綺麗な写真になります。

スポンサーリンク

 光芒の形やボケの形に影響する絞り羽

夜景における街頭や水銀灯、車のヘッドライトを正面から捕らえた場合など、強い光源に絞ったカメラを向けた際に、その光源のを中心に発生する光の線を光芒(光条)と言います。

これを出すためには絞りをしっかりと絞り込む必要があります。

また、光芒は絞りの羽の枚数に応じて写真に現れます。

奇数枚羽ならその倍の数の光芒、偶数枚羽なら羽と同数の鋭い光芒が出ます。

光芒とは?光芒の写し方!
光芒について、光芒が出る仕組みや本数などを紹介します。加えて、光芒の写し方を紹介します。明るい光源があれば簡単に撮影できるので、この記事を参考に、工場を初めとした各種夜景や、日中のぎらぎらとした太陽を撮影してみてはどうでしょうか?

逆に、ボケも絞りの形に応じて発生しますので、円形絞りと言うものは綺麗な玉ボケを出すために必要ですし、この考え方を応用して、イルミネーションなどをハートや星の形にボケさせることも出来ます!

玉ボケよりも可愛い!ボケの形をコントロール!ボケフィルターの作り方・使い方!
F値を小さく出来る撒き餌レンズと、ほんの数百円の道具で玉ボケの形をハートや星型に自在にコントロールできるボケフィルターの作り方を紹介します。また、そのボケフィルターを使って写真を撮る方法や、何故そのような不思議なことが起こるのかを解説します。
スポンサーリンク

 絞りを絞るとくっきり!最大まで絞ると・・・?

F値は開放すればボケて、反対に絞れば細部まではっきりくっきり写せるのですが、シャッタースピードのページで説明した長秒露光や流し撮りをする為にだとか、よく晴れた日の風景を撮るためにF値を最大近くまで絞ると、光の回折現象の影響で逆に細部がぼんやりとしてしまいます。

F値を大きくして絞りすぎにご注意!回折現象とは?
写真を絞ればシャープにくっきり写りますが、絞りすぎると小絞りボケを起こします。小絞りボケとはなになのか、それを起こす回折現象とはどんなものか、実際に小絞りボケを起こしている写真と、そうじゃない写真を比較したり、回折現象がカメラ内で起こる原理を図解します。

これを防ぐためにはレンズのサングラスである、NDフィルターを使用する方法があります。

NDフィルターの効果-日中野外での長秒露光や明暗差が大きいところで明るい部分の白飛び防止に!
日中の滝や、流し撮りをしたい時、花火や道路の光跡を撮りたい時など、長秒露光が必要ですが、SSを長くすると撮影すると白飛びしてしまう場合に、レンズのサングラスであるNDフィルターを使用します。NDフィルターとは何なのか、なぜND2、ND4、ND8、ND16等の違いがあるのか、何を選べばよいのかなどを紹介します。
スポンサーリンク

 まとめ

F値を小さくすれば明るく、ボケを活かしたオシャレな写真になりますが、開放よりも少しだけ絞るのが解像度は高くなります。

逆にF値は大きくすれば暗く、くっきりした写真になりますが、絞りすぎたらぼんやりします。絞るとしてもF値8~16位が良いと見たことがあります。

実際の撮影の際はF値だけではなく、シャッタースピードやISOも操作しますので、それぞれのページも参考にしてください!

それでは、他のページも見ていただいて、一緒に写真のある生活を楽しみましょう♪

少しでも疑問が解消できたり、参考になったという方はシェアボタンを宜しくお願いします!!m(_ _)m

どんぐり出張フォトサービス
この記事が役立ったら
いいね!しよう
ブログ更新情報やサービス情報をお届けします
カメラ基本
スポンサーリンク
windkindaiteiをフォローする
旅好きカメラマンの備忘録

コメント