韓国製激安超広角レンズのSAMYANG14mmF2.8の使用感や作例を紹介します。
単焦点超広角レンズ 14mm F2.8(SAMYANG) | |||
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とにかく安い!
Canon純正のEF14mm F2.8のレンズの場合、定価で307,000円、Amazon価格で224,999円(2020年4月現在)と20万円を超える金額です。
一方、今回紹介するSAMYANGのレンズは日本の代理店であるケンコー・トキナーのオンラインショップで43,593円、Amazon価格で39,150円と、4万円前後で購入できる超広角レンズです!
超広角単焦点レンズ
焦点距離が14mmで、対角方向に115.7°というかなり広い範囲を写すことができ、作例にも載せますが、かなりダイナミックに風景を切り取ることができます。
さらに、被写体が奥から手前に向かって伸びている場合などは広角レンズならではのパースを活かした撮影ができ、迫力満点です。
また、単焦点レンズであるため、開放F値は2.8と明るく、シャッタースピードの自由度が高いレンズです。
F値やシャッタースピードについて、詳しくは以下の記事を参考にしてください。
多くのマウントタイプに対応
【キャノン】
EFマウント用・RFマウント用
【ニコン】
Zマウント用・Fマウント用
【ソニー】
Aマウント用・Eマウント用
【ペンタックス】
Kマウント用
と、多くのマウントに対応した商品が発売されているため、多くのユーザーに対応しているレンズです。
デメリット
広角レンズならではのデメリット
周辺減光、歪曲(わいきょくと読みます。)がかなり目立ちます。
周辺減光とは、写真の四隅が少し暗くなってしまう現象で、開放F値が小さいレンズや、広角レンズで発生しやすくなってしまいます。周辺減光の原理や対処法については別記事を用意します。
次に、歪曲ですが、広角レンズによる歪曲は樽型歪曲収差と言われ、中心が大きく、周辺になればなるほど小さくかつ外側に向かって伸びるように見える歪み方です。
このレンズはこういった広角レンズ特有の現象がかなり目立ちますが、逆に言うと、これは広角レンズならではの味でもありますし、現像ソフトである程度補正することもできますので、そこまでデメリットには感じません。
マニュアルフォーカス
このレンズにはオートフォーカスはありません。全てピントリングでのマニュアル調整です。
また、絞りも絞り環で調整するため、慣れていない人には最初は戸惑うかもしれません。
そのため、基本的に動き物には弱いですが、風景や、モデルさんを使っての撮影では少し時間をかけてでも撮影ができるので、それほど問題ではないです。
そういう意味でも、次の項目に書くように、星専用と言われるのでしょう!
星専用レンズ?
明るい超広角レンズということに加え、マニュアルフォーカスしかできないので、じっくり時間をかけてピント調整ができる星空写真に向いているというわけです!
しかし!星空以外にも風景ならばパースを活かした撮影や、広い範囲を撮影することも可能ですので、星以外にも活用の幅が広がります!
実写作例
いかがですか?
星の撮影にも向いていますが、その他にも奥行を活かした撮影や広範囲の撮影に向いていると思いませんか?
まとめ
今回紹介した超広角単焦点レンズのサムヤン14mmF2.8は4万円前後で超広角の世界が手に入る優れものです!
このレンズはマニュアルフォーカスという点や、広角レンズならではのデメリットもありますが、それを含めても高コスパですし、周辺減光や歪曲は広角レンズならではの味にもなります。
単焦点超広角レンズ 14mm F2.8(SAMYANG) | |||
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