シャッタースピード(以下、SS)を操作すると明るさの調整の他に、被写体の流動性を調整できます。
流動性と言っても「なんのこっちゃ?」となるかもしれませんので、写真を交えて流動性の効果を説明します!
明るさの調整に関してはこちらの記事にも書いてありますが、このページでも触れていますので、SSの2つの効果を覚えて行ってください!
流動性とは?
同じ”水”を撮影していますが、早いSSで撮影した水は水玉の一粒一粒が見えており、躍動感のある写真だと思いませんか?
逆に、遅いSSで撮影した写真は水が絹のようにやわらかく見えませんか?これは、シャッターを開いている間にその部分を通過した水を記録しているため、水の1滴1滴が線として表現され、それが重なることによって絹のように見えるのです。
スローシャッター(長秒露光)を利用した写真
この原理を利用して撮影すると、花火が開く前に上ったはずの玉の光跡と破裂したときの芯と花火を1つの写真に撮影したり、
車のヘッドライトやテールランプを道に光跡として残したり、
観覧車が高速で回っているかのような写真が撮れたり、
被写体を追いかけてカメラを振りながら撮ることで被写体はブレずに、背景だけをブラす撮り方(流し撮り)なんかが出来ます。
流し撮りの仕方や、星の撮り方は以下を参考にしてください!
さらに、星が北極星を中心に長い線になって回転している写真や、蛍が線になって無数に飛んでいる写真もこの技術とデジタルならではの合成を利用して撮影することが出来ます。
こういった撮影には三脚やレリーズが便利です!
また、明るいところで長秒露光するためにはレンズにつけるサングラスのようなフィルター(NDフィルター)と言うものもあります!
まとめ
それでは、他のページも見ていただいて、一緒に写真のある生活を楽しみましょう♪
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