一眼レフやミラーレスを手に入れたら、背景のボケを活かしたオシャレな写真が撮りたいと思いませんか?
背景をボケさせる条件は4つあり、この4つは被写界深度自体を操作する又は被写界深度からいかに外すかでボケ具合が変化します。
被写界深度とは何なのかについては、以下のページをご確認ください。
被写界深度ってなに?
ピントの合う範囲を被写界深度と言います。その被写界深度が広くなるとどうなるのか、狭くなるとどうなるのか、その範囲に近づくとどうなるのか、遠ざかるとどうなるのかをまとめます。また、ページ内リンクをしている他の記事と併せて読んでいただけると、より深く理解していただけると思います。
また、このボケの4要素を操作することによって何故ボケるのか?疑問だと言う人はその原理を以下のページでご確認ください。
何故ボケる?ボケの4要素の原理の説明
何故ボケるのか。理由や原理を説明してみました。写真自体は原理を理解していなくてもボケる設定を理解すればオシャレな写真は撮れますが、気になる人は気になるとと思います。ぼかす方法を紹介した記事は多いですが、何故ボケるのかを説明した文章はあまり見ないので、作成してみました。
絞りを開く
まずは、写真をマニュアルで撮る際の設定の基本となる、F値です。
F値を小さい数字にして、絞りを開放にすることで、ボケは大きくなります。
F値ってなぁに?と言う方はこちらの記事をご確認ください。
とりあえず、F値が小さいことがボケの第一条件だと覚えておいてください。
焦点距離を長くする
画角を決めるのに関わる、焦点距離もボケを決める条件の一つです。
焦点距離は長ければ長い程、ボケは大きくなります。
つまり、ズームレンズを使用しているのであれば、テレ端の方がボケが大きくなります。
ちなみに、フルサイズに使用するレンズをAPS-C搭載のボディに使用した場合、画角的には1.6倍の焦点距離で撮影したものと同等になるのですが、ボケ具合は変わりません。
興味のある人は「イメージセンサーのサイズの違い」や、「フルサイズはボケるって本当?」の記事も見てください。
イメージセンサーとは?サイズが違うと何が変わるの?
フルサイズ、APS-C、マイクロフォーサーズ等センサーの違いはありますが、なぜフルサイズは広角で、何故フルサイズが高画質なのかを説明します。センサーサイズの違いによる写真の主な違いは画角と画質です。また、何故フルサイズが36mm×24mmなのか等、関連する話題にも触れています。
フルサイズはボケるって本当?
「フルサイズならではのボケ」、店頭のPOP広告なんかでこんな言葉を目にしたことはないですか?と同時に、フルサイズは本当にボケるのか?と疑問に思いませんでしたか?この文言、本当と言えば本当ですが、ほぼ嘘です。何故そのように言われているのか、その理由を別記事に記載した内容(ボケの4要素、センサーサイズの違い)を交えて解説します。
とにかく、焦点距離は出来るだけ長いほうが背景がボケます。
被写体とカメラとの距離を近づける
被写体とカメラの距離が近ければ近いほど被写界深度が狭くなり、背景がボケます。
被写体と背景の距離を離す
被写体と背景の距離は遠ければ遠いほどピントの合う範囲(被写界深度)から背景が外れるので、背景がボケます。
まとめ
最後の2つはシンプルに一言で書きました。
と言うのも、結局原理を図解することになるので、別記事で詳しく書きます。
とにかく、一眼らしい大きなボケを作り出す為には以上の4つを覚えていれば問題なしです。
表にまとめると、以下の通りです。
それでは、他のページも見ていただいて、一緒に写真のある生活を楽しみましょう♪
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