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唯一のバリアングル搭載の入門用小型フルサイズレフ機、6DMarkⅡ【レビュー】

 

6DMarkⅡ ロゴ部分

フルサイズセンサー搭載のカメラは金額はもちろんの事、サイズも大きくなり、それに伴い重量も大きくなりがちです。

しかし、6DmarkⅡはキャノンからフットワークを活かした撮影ができる世界最軽量のフルサイズレフ機として発売されている商品です。

また、6DMarkⅡの購入を検討されている人は、エントリーモデルから初めてフルサイズを買おうか検討している方や、旧6Dを持っていてMarkⅡにするか、もう1クラス上の5DMarkⅣにしようか悩んでいる方ではないでしょうか?その辺りも比較します。

今回は、この6DmarkⅡのおすすめポイント、使用感、作例等を紹介します!

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 小型で最軽量フルサイズレフ機

重量は同じキャノンの5DMarkⅣよりも約130gも軽い765gの本体で、フルサイズミラーレスよりは重いものの、フルサイズレフ機の中では最も軽いです。

レフ機とミラーレス機の違いは以下の記事を参考にしてください。

ミラーレス一眼と一眼レフの違いって?どっちを買うべき?
一眼と言っても、ミラーレスとレフ機があります。それぞれどのように違うのか、構造を図説し、それに基づいたそれぞれのメリット・デメリットを比較します。また、どちらを買うべきかという点に関しても、あくまでも個人の考えですが、触れています。

さらに、サイズ感についても、5DMarkⅣと比べてコンパクトで、持ち運びに便利でアクティブな場面でも使用することができます。

高さ 奥行
6DMarkⅡ 110.5mm 144.0mm 74.8mm
5DMarkⅣ 116.4mm 150.7mm 75.9mm
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 唯一のバリアングル搭載フルサイズレフ機

6DMarkⅡ バリアングル

6DMarkⅡはフルサイズレフ機で唯一のバリアングル液晶搭載機です。

これがかなり有益で、これがために6DMarkⅡを選択する人もいるくらいです!

バリアングル液晶により、ハイアングル・ローアングルでの撮影が可能になります。

バリアングルでなくても、ハイアングルは脚立や階段など登ればなんとかなる場面も多いですが、地面すれすれから見上げる構図はバリアングルじゃないと感覚での撮影になってしまいます。

また、Youtuber(ユーチューバー)等の動画配信者にとっても、バリアングルを搭載していることで、自撮りをしながら液晶を確認できるので、使っている人が多く、おすすめです。

ちなみに、バリアングルの魅力ではないですが、動画といえば、6DMarkⅡはEOSシリーズ初の4Kタイムラプス動画対応となっています!

液晶の話に戻すと、この液晶はタッチパネルになっており、タッチAF・タッチシャッターなど、写真の幅やスピード感が魅力で、バリアングルとの相性がとても良いです。

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 5DmarkⅣとの比較

メリット(&劣っていない点)

・小型・軽量ボディ

・バリアングル液晶モニター

・Bluetooth機能がある

・スムーズゾーンAFが選択可能

・常用感度40000(5DmarkⅣは32000)

・画像処理エンジンがDigic7(5DmarkⅣは6+)

※画像処理エンジンの「+」は上位機特別チューンのため、綺麗になるが、新しいものの方が確実に高速です!

・ステレオマイク内蔵(5DmarkⅣはモノラル)

・バッテリー持ちが向上(ファインダー撮影1200枚に対して5DmarkⅣは900枚)

・共にセンサーAFが像面位相差AF

デメリット

・ボディがプラスチックで剛性が低い

・フォーカスエリアがやや狭い。

・ファインダー視野率98%(5DmarkⅣは100%)

・SS上限が1/4000(5DmarkⅣは1/8000)

・連写は6.5枚/秒(5DmarkⅣは7枚/秒)

・AF測距点45(5DmarkⅣは61)

・AIサーボAFⅡ(5DmarkⅣはⅢ)

・測光分割数63(5DmarkⅣは252)

・スロットがSD1枚のシングルスロット(5DmarkⅣはSDとCFのデュアルスロット)

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 エントリーモデルとの比較

主にエントリーモデルと比較して、フルサイズのメリット・デメリットとなりますが、以下の通りです。

メリット

・フルサイズセンサー搭載(それ故に、より広角、より高画質、より低ノイズ、ダイナミックレンジが広くなる)

イメージセンサーとは?サイズが違うと何が変わるの?
フルサイズ、APS-C、マイクロフォーサーズ等センサーの違いはありますが、なぜフルサイズは広角で、何故フルサイズが高画質なのかを説明します。センサーサイズの違いによる写真の主な違いは画角と画質です。また、何故フルサイズが36mm×24mmなのか等、関連する話題にも触れています。

・ボケみが大きく綺麗と言われる。

実際はそういうわけではないのですが、そのからくりは以下のページに書いてあります。

フルサイズはボケるって本当?
「フルサイズならではのボケ」、店頭のPOP広告なんかでこんな言葉を目にしたことはないですか?と同時に、フルサイズは本当にボケるのか?と疑問に思いませんでしたか?この文言、本当と言えば本当ですが、ほぼ嘘です。何故そのように言われているのか、その理由を別記事に記載した内容(ボケの4要素、センサーサイズの違い)を交えて解説します。

デメリット

・重い

・高価

・APS-Cに比べて周辺減光が目立つようになる

※但し周辺減光や収差はオプティマイザにより、目立たなくなります。

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 作例

上位機の比較で色々と劣っている点も挙げましたが、十分高諧調で綺麗に写っていると思います。

ここには載せられませんが、仕事で少年スポーツを6DmarkⅡで撮影することもあります。それに関して、AIサーボはやはり5DmarkⅣに軍配が上がりますが、十分そういった撮影にも使用できる優秀なカメラです。

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 買うならレンズキットはNG

6DMarkⅡのキットレンズは2種類です。

標準ズームレンズ EF24-105mm F3.5-.5.6 IS STM フルサイズ対応(Canon)
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標準ズームレンズ EF24-70mm F4 L IS USM フルサイズ対応(Canon)
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前者のレンズがセットになった金額が2020年3月時点で195,000円、後者のレンズがセットになった金額が同時点で255,000円です。

本体のみで130,000円ですので、レンズキットを買うと、前者のレンズは65,000円、後者のレンズは125,000円となります。

その金額を出すのであれば、本体のみを購入して、レンズは後者のレンズと描写力がほぼ同じで、より望遠できるEF24-105mm F4L IS Ⅱ USMと、EF50mm F1.8 STMという撒き餌レンズの2つをお勧めします。

【お手頃Lレンズ】キャノン純正便利ズーム!EF24-105mm F4L IS II USM【レンズレビュー】
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Canonの撒き餌レンズであるEF50mm F1.8 STMの特徴や写真の例を紹介します。撒き餌レンズというだけあって値段は安く、お値段以上の綺麗さ、明るさ、ボケ感があり、高コスパのレンズです。写りだけではなく、高級感のある金属製マウントや、軽量、コンパクトについても紹介します。
EF50mm F1.8 STM フルサイズ対応レンズ(Canon)
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 まとめ

今まで5Dシリーズを使用していた方にとっては数点心もとない点はあると思いますが、プロでも6DMarkⅡを使っている方もいらっしゃいます。

しかし、旧6Dを使用していた方やエントリーモデルからフルサイズにステップアップする方にとっては十分な性能だと感じます。

一番気になるフォーカスエリアの狭さも、主に使用するのは1点AFですし、動き物を撮る際にゾーンAF&AIサーボの組み合わせにしても、最初こそ気になれど、1時間も使っていると何ら問題なく使用できていると思います!

6DMarkⅡ 背面

そして、ボタン配置もコンパクトで、基本的に撮影しながら右手で操作できる上に、ボタン設定でかなり便利に使用できるようになるので、おすすめです。

5DMarkⅣに対して10万円近く安く、性能差はそこまで大きくないので高コスパ機です♪

デジタル一眼レフカメラ EOS 6D Mark II (Canon)
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とは言え、カメラはお高いので、少しでも安く・少しでも気軽に変える方法は以下の記事に記載しております。

カメラ・レンズ等の撮影機材を少しでも安く買う方法、お手軽に買う方法
カメラやレンズといった撮影機材は高価で少しでも安く購入したいものです。そんな時に使える安く購入する方法を紹介します。特にCanonユーザーの方は必見です。また、安くは無いが、お手軽に分割購入する方法なども紹介します。

また、6DMarkⅡ専用のバッテリーグリップBG-E21の記事は以下を確認してください。

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それでは、他のページも見ていただいて、一緒に写真のある生活を楽しみましょう♪

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